【日帰りでも秘湯に】人生で一度は行きたい東北のおすすめ秘湯6選!

温泉

人知れず山奥に古より存在する秘湯。日本人なら誰しも夢見る秘湯ですが、人生で一度は行きたいと思っている方も多いはずでしょう。

秘湯は日頃入るような銭湯とは違い、源泉かけ流しの所も多く、濃さや泉質、香りが格別です。

また、大自然を全身で感じられる露天風呂や、道中の美しい風景など、魅力がたくさん詰まっています。

旅館のイメージのある秘湯ですが、実は日帰りでも入れることを知っていましたか?

忙しい方や、一人でも行ける秘湯ないかな・・・と思っているあなた。

この記事では日帰りで入れる、人生で一度は行きたい東北のおすすめ秘湯について紹介いたします。

この記事を読んで、一つでも「気になるな」と感じられる秘湯が見つかれば嬉しいです!

東北は秘湯の宝庫!手軽に秘湯を味わいませんか?

東北地方には、人里離れた山奥に秘湯が数多く点在しています。

たくさんありすぎてどこを選んでいいかわからないという方も多いのではないのでしょうか?

一人でゆっくり温泉を楽しみたい方、宿泊もせずに入りたいなと思う方、通常の温泉では物足りないあなたへ、東北の温泉を100湯以上訪れた筆者がピッタリの最高の秘湯を紹介します!

誰しもが夢見る、そんな秘湯に日帰りサクッと入ってみませんか?

【ここだけは外せない】おすすめの日帰りできる秘湯を紹介!

ここからは東北にある日帰りで入れるおすすめの秘湯を6つ紹介いたします。

特徴や、営業時間、料金、施設情報などもまとめていますので見ていきましょう。

気になる秘湯があれば要チェックですね!

  1. 青森県 蔦温泉旅館
  2. 岩手県 彩雲荘
  3. 秋田県 玉川温泉
  4. 秋田県 乳頭温泉 鶴の湯
  5. 山形県 姥湯温泉 桝形屋
  6. 山形県 大平温泉 滝見屋

青森県 蔦温泉旅館

出典|蔦温泉旅館HP

奥入瀬渓谷にある蔦温泉旅館は、1000年もの歴史がある珍しい足元涌出の自噴温泉です。

温泉は男女入れ替えの久安の湯・泉響の湯、貸切風呂の3種類。

ヒバで造られた浴室は、大自然と歴史を感じられること間違いないでしょう。

湯船の底からプクプクと湧き出る湯玉を楽しんでください。

ハンドタオル 250円/バスタオル(貸出し)500円もあるので手ぶらでも大丈夫です。

泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉(低張性中性高温泉)

入浴料大人 800円 小人(小学生)500円
貸切風呂:3300円/h(現地予約)
ご利用時間10:00~15:00(14:30受付終了)
住所青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1
TEL0176-74-2311

アクセス🚗:青森から国道4号線・国道103号線経由より車で約90分

冬期間通行止めになる道路もありますので、注意してください。

岩手県 藤七温泉 彩雲荘

出典|藤七温泉 彩雲荘HP

彩雲荘の特徴は何といっても標高1400m位置し、大自然を目の前にしてつかれる露天風呂でしょうか!

乳白色の湯船の底には天然の泥がたまっており、その泥で体や顔をパックすればすべすべのお肌になること間違いなし。

混浴の露天風呂が有名ですが、バスタオルを体に巻いたまま入ることもできるので女性も安心ですね。

大型バスタオルの販売もあります。

たまには携帯電話もつながらない、社会と切り離された自然を味わいながらゆっくり過ごしてください。

泉質:単純硫黄泉

入浴料大人 650円 小人 350円
広間利用の場合 1,250円
ご利用時間8:00〜17:00
4月下旬~10月下旬
住所岩手県八幡平市松尾寄木北の又
TEL090-1495-0950

アクセス🚗:松尾八幡平ICより八幡平アスピーテラインまたは樹海ライン経由車で約60分

秋田県 玉川温泉

出典|じゃらん公式HP

玉川温泉の特徴は何といっても日本一酸性度が低い強酸性の温泉というところです。

なんとpHは驚異の1.2レモン果汁の10倍です。

お湯をなめてみるとスッパイのがわかりますよ!

全国各地からこの湯を求めて人々が訪れます。

湯船は源泉100%50%と濃度が選べ、ぬる湯・あつ湯・浸頭湯・寝湯・蒸気湯・箱蒸し・飲泉など、さまざまな湯船が楽しめるので満足感がありますね!

看護師さんも常駐しており、症状に合わせて湯治相談に乗ってくれるので、体の不調がある方はぜひ利用してみましょう。

ネックレスなどの貴金属は溶けてしまうのでNGです。

泉質:酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉

入浴料大人 800円 小人 400円
ご利用時間10:00〜15:00(最終入場14:30)
4月下旬~11月下旬
住所秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢
TEL0187-58-3000

アクセス🚗:田沢湖畔より車45分、東北自動車道盛岡ICより100分

秋田県 乳頭温泉 鶴の湯

出典|乳頭温泉郷HP

江戸時代より続く乳頭温泉郷の中で最も古い歴史がある鶴の湯は、誰しもがネットやテレビで目にしたことがあるのではないでしょうか?

白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と泉質の異なる源泉を有しており、違いを楽しめます。

お湯自体が濃い乳白色なためつかってしまえば体が見えなくなるほどです!

混浴もありますが、興味のある方は挑戦するのも良いかもしれません。

混浴に抵抗ある方は女性専用の露天風呂もあるので安心してください。

泉質:含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉、他3種

入浴料大人 700円 小人 300円
ご利用時間10:00〜15:00
住所秋田県仙北市田沢湖先達沢国有林50
TEL0187-46-2139

アクセス🚗:東北自動車道盛岡ICより国道46号線と国道341号線経由で約85分

山形県 姥湯温泉 桝形屋

出典|姥湯温泉桝形屋HP

標高1300mの山深い場所に位置する姥湯温泉桝形屋は、日帰りで露天風呂に入れます。

混浴と女性専用の2つありますので、女性にも安心ですね。

お湯は白濁しており、硫黄の香りが強く感じられるものになっています。

旅館自体が渓谷にポツンとあるため、他では味わうことのできない美しい眺めも特徴です。

秋は紅葉がきれいで、感動さえ感じられるでしょう!

道が狭くなっているため、十分に注意して運転してください。

泉質:単純酸性硫黄温泉

入浴料大人 700円 小人 300円(3歳以上小学生まで)
ご利用時間9:30〜15:30
4月下旬~11月上旬
住所山形県米沢市大沢姥湯1
TEL090-7797-5934

アクセス🚗:東北自動車道米沢中央ICより車で1時間10分

山形県 大平温泉 滝見屋

出典|じゃらん公式HP

山中を20分歩いた後に、やっと入れる「これぞ秘湯!」な温泉です。

疲れた体を癒やす、肌触り柔らかなお湯が染みわたる感覚を実感してください。

大自然を全身で感じられる露天風呂も魅力です。

露天風呂は目の前に最上川と表情豊かな森林が広がっており、目でも癒やされることでしょう!

道中、緑豊かな自然も楽しんでください。

山道の運転が不安な方も、安心な送迎サービスがあります。

泉質:カルシウム−硫黄塩泉 (低張性中性高温泉)

入浴料大人 500円 小人 250円(小学生まで)
ご利用時間9:30〜15:30
4月下旬〜11月上旬
住所山形県米沢市李山12127
TEL0238-38-3360

アクセス🚗:東北中央自動車道米沢八幡原I.Cより25km終点駐車場まで約60分

注!現在、工事のため日帰り入浴は原則お休み中です。(2023年春~)

【盲点】入る際の注意点とは?

ここまでで、心躍る温泉を紹介してきました。

行きたい秘湯が見つかった方もいらっしゃるのではないでしょうか!

今すぐ行こう!と心に決めたあなた。少しお待ちください。

秘湯にはみなさんが想像できない不便な点もあるのです。

そこで、東北の温泉を100湯以上も経験した筆者が感じた、秘湯へ行く際に注意してほしいことを以下4点ピックアップしました。

タオル・アメニティは期待しない方が〇

山奥にひっそりとある秘湯には、シャワーもない所も数多くあります。

シャンプーやコンディショナー、ボディーソープは期待しない方がいいでしょう。

また、タオルの貸し出しもない所も多いため、「体を拭く物がない!」という状況にならないためにも、持参したほうが安心ですね!

混浴の場合も!

最近は目にすることも減ってきた混浴。

秘湯などの歴史のある温泉は混浴が存在することも多々あります。

混浴が苦手な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

女性専用風呂も増えてはきましたが、露天風呂は混浴のみという場合があります。

温泉によっては湯あみ着タオルを巻いて入れるところもあるのでホームページなどでチェックしましょう。

混浴でしか味わえない、昔ながらの風情をそのまま残した湯船や景色があるため、私はなるべく入るようにしています。

大変な思いをして来た秘湯、良い機会ですので混浴も毛嫌いせずチャレンジしてみてください!

営業時間をよく調べて!

私自身さまざまな温泉に入ってきましたが、秘湯は想像以上に営業時間が短いところが多いと感じました。

旅館にある温泉は15時までという所や、13時までという施設もあります。

定休日清掃時間も忘れがちなので、営業時間はしっかり調べてから行きましょう。

頑張って運転して「やっと温泉に入れる!」と思ったら「閉まっていた・・・」なんてことになってしまうと、とても悲しいですからね。

電波届かないかも!

電波も届かないような山奥にポツンとある秘湯は数多くあります。

日頃からスマホばかり触っていると不便だと感じると思いますが、秘湯に来たからには目の前に広がる大自然と極上のお湯を味わいましょう。

たまにはネット社会から切り離されたのんびりした時間で、心も体もリラックスしてみませんか!

湯あたりに気を付けて、ぜひ秘湯をご堪能あれ!

気持ちいい温泉。

ついつい長湯してしまう方も多いのではないでしょうか。

一般的な銭湯などとは違い、源泉かけ流しの温泉は成分が濃いため、湯あたりを起こしやすいのです。

あまり長い間つからず、十分な休憩と水分補給をしながら秘湯を楽しんでください!

まとめ

いかがでしたか?

本記事をみて、一つでも気になる秘湯が見つかれば幸いです。

営業時間や店休日は変更になる場合もありますので、事前にチェックするようにお願いします。

ぜひ、仕事などで疲れた体を特別な秘湯に入って癒やしてはいかがでしょうか!

現在、秘湯といわれる温泉は、廃業の危機にあります。

たくさん入浴して、温泉界隈をみんなで盛り上げていきましょう!

以上、人生で一度は行きたい東北のおすすめ秘湯7選でした!

最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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