【美肌になりたい方必見】美人の湯とは?効果的な入浴方法も紹介!

温泉

美人の湯

耳にしたことはあるけど、一体何なのかわからない人は多いのではないでしょうか。

実は温泉のお湯に含まれる成分などが美肌に導いてくれるのです。

泉質によって効果が違うため、肌悩みにあった泉質を選ぶことが大切です!

お肌がカサカサ!ツルツル肌になりたいよ〜

どんな温泉にはいればいいの?

女性は季節や体調によって、肌荒れなどの肌トラブルが起きてしまいがちですよね。

美人の湯に入ることで、そんな悩みから無縁のしっとりとしたツルツルぷるぷる肌になりませんか?

この記事では、女性が気になる美人の湯について、効果的な入浴方法も一緒に解説いたします。

美肌になりたい」「きれいになりたい」そんな女性のお役に立てたら嬉しいです!

【ツルツル美肌】美人の湯とは?

日本各地に存在する温泉ですが、実は10種類もの泉質があります。

そのなかでも特に成分的に効果があり、美人の湯の源とされている泉質があるのです。

それは炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉の3つです。

3大美人泉質
  • 炭酸水素塩泉
  • 硫酸塩泉
  • 硫黄泉

それでは詳しく見ていきましょう!

美人泉質以外の、残り7つの泉質とその効果・効能が詳しく知りたい方は、以下のページで紹介しているのでご覧ください。↓↓↓

3大美人泉質【詳しく解説!】

美人の湯が炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉ということがわかりましたが、この3つを3大美人泉質と呼びます。

全て特徴や効果が異なった泉質です。

ただ入浴するだけでも美肌になる効果は十分にあるのですが、しっかり自分にあった泉質の温泉に入って効果を十分に発揮したいですよね。

自分の感じている肌悩みにあった泉質を選ぶためにも、一つひとつ解説していきます。

気になる泉質のものがあれば要チェックですよ!

炭酸水素塩泉

炭酸水素塩泉は、皮膚の角質を軟化させて古くなった角質や汚れを取り除いてくれます。

天然のクレンジングだと考えるとわかりやすいですね。

とろっとした湯の質感は癖になるハズです。

皮脂などを乳化して石けんのように洗い流してくれるので、さらさら・すべすべとした肌にしてくれますよ。

洗い上がりがさっぱりとして、清涼感があるため、肌のベタつきが気になる夏にもおすすめですね!

その反面、入浴後は肌が乾燥しやすくなっているので早めに保湿しましょう。

硫酸塩泉

硫酸塩泉は肌にうるおいを与えて、しっとりとした肌に整えてくれるので、カサカサ乾燥肌の方におすすめな泉質です。

肌の水分を補ってくれるので、化粧水のような働きも期待できます。

大自然が生んだ天然の化粧水を、ぜいたくに全身へたっぷり浴びられると考えたら、とてもいいと思いませんか?

また、肌に皮膜を作ってコーティングする効果もあるため、傷跡を早く治すこともできます。

硫酸塩泉は戦国武将たちが戦いの傷を癒やしていたということもあり、またの名を「傷の湯」と呼ばれます。

年齢を重ねると傷跡が治りにくくなりますが、硫酸塩泉に入って傷跡を治して、ぷるぷる肌に近づくのもいいですね!

硫黄泉

硫黄臭が印象的な硫黄泉ですが、血流を良くする効果があるため体内の酵素や栄養がスムーズに行きわたります。

同時に、全身に滞っていた老廃物を排出しやすくしてくれるので、デトックスの湯とも言えますね。

また、腸の運動を促進するため、便秘解消にもつながります。

不要なものを外に出して、体の内側からクリアな美肌近づくサポートしてくれるということですね!

また、硫黄泉にはメラニンの分解を促すことから、「シミ予防の湯」と呼ばれます。

マスクすることも減ってきた中、シミを見られるのが恥ずかしいという人も多いのではないでしょうか?

気づいた時に増えているシミに悩まされている方には、こちらの硫黄泉がおすすめです!

しかし、刺激が強いため肌が弱い方は注意してくださいね。

他にもある!美肌効果のある泉質・成分

ここまでで、3大美人泉質を説明しましたが、実はまだ美肌効果のある泉質と成分があるのです。

それは、「アルカリ性単純温泉」と「メタケイ酸」です。

アルカリ性単純温泉は知っていても、メタケイ酸という名前を初めて聞いたという人は多いのではないでしょうか?

美人の湯を選ぶポイントとして参考になるように、こちらも説明していきますね!

アルカリ性単純温泉

アルカリ性単純温泉は、pH値が高いほど肌の角質をとる効果が高くなります。

pH10以上の「強アルカリ性単純温泉」などは、古い角質層の新陳代謝を促進、くすみの解消など、特に美肌効果の高い温泉として注目されています。

つまり、pHが高ければ高いほど肌の不要な角質を除去する力が強まるとされているので、pHの数値にも注目するのが重要ということですね!

ぬるぬるとした湯触りで、肌のざらつきをなくして、なめらかな肌に導いてくれますよ。

また、先ほどの3大美人泉質にアルカリ性単純温泉も加えて4大美人泉質と呼ぶこともあるようです。

優しいの泉質ため、肌が弱い方や敏感肌の方も安心して入れますね。

メタケイ酸

メタケイ酸は、化粧水などにも含まれている美肌成分です。

含有量が50mg以上(温泉1kgあたり)なら美肌に有効とされており、100mg以上の温泉も数多くあります。

私も温泉に入る時はこの数値をチェックして入っています。

数値が高いものはトロトロとした湯触りで、とても気持ちいいですよ!

泉質名に登場しない成分ですが、脱衣場などに掲示されている温泉分析書の「非解離成分」の欄をチェックすると、含有量が記載されているので見てみてください。

【効果的に入って美肌へ】おすすめの入浴方法

ここまでで、美人の湯が何なのか、泉質の成分を詳しく見てきましたね。

気になるお湯も見つかったのではないでしょうか?

気になる入ってみたい泉質があったよ!

美人の湯はわかったけど、入るなら最大限に効果を発揮させたいよね。

肌に良い成分を知ってしまうと、このように思う方もいらっしゃいますよね。

これからはそんな方のために、効果的な入浴方法を説明いたします。

せっかく成分の良い温泉に入るなら、正しい入浴方法を学んで美肌効果を最大限に実感したいですよね。

重要なポイントが以下の4点あるので、温泉に入る前にサラッと目を通しておきましょう!

入浴方法のポイント4点!
  • 入浴前に水分補給をする
  • 入浴後はシャワーで洗い流さない
  • 温泉から上がったら早めに保湿をする
  • 長湯はしない

入浴前に水分補給をする

温泉に入ると、成分が濃いため保湿・保温効果が高く、いつものお風呂とは違い汗をたくさんかくと思います。

そのため、入浴前に水分補給をしっかりしましょう。

十分な水分補給をしてから入浴し、汗をかくことで体に滞っている老廃物が排出されます。

老廃物がなくなることで、体の内側からきれいになるということですね!

入浴で温まった体を冷やさないためにも、常温の水や、白湯を飲むのがおすすめですよ!

入浴後はシャワーで洗い流さない

美肌にいい温泉に入っても、入浴後にシャワーで洗い流してしまうと肌についた温泉成分が洗い流されてしまいます。

美肌のためにも、有効成分はお肌に長く留まらせておきたいですよね。

なるべくシャワーなどで洗い流さないようにしましょう。

しかし、刺激が強い温泉はそのままだとお肌が荒れてしまうこともあります。

例外としてそのような刺激の強い泉質のものは、刺激が少ない泉質の温泉でかけ湯するか、シャワーで洗い流すのがいいでしょう。

温泉から上がったら早めに保湿をする

温泉に入った後は肌が水分を含んで一時的にしっとりした感じがあると思いますが、上がった後は水分が蒸発して乾燥しやすくなってしまいます。

とくに、硫黄泉は皮脂を取り去る作用が強いので注意が必要です。

肌の汚れや古い角質を落とした後の肌はとてもデリケートになっています。

湯上がりは、早めに顔と体の保湿をしましょうね!

長湯はしない

気持ちいい温泉や、美肌にいい温泉だからといって長湯していませんか?

長時間温泉につかることで体に負担がかかってしまい、逆に疲労を感じてしまうため、長湯はしないようにしてください。

温泉の効果を十分に発揮するためには、入浴と休憩を繰り返すことが重要です。

1回の入浴時間は額に少し汗をかく程度がちょうどいいですよ!

回数が多すぎても疲れてしまうので、最高でも1日に3回までにしましょう。

無理はせず、自分のペースで入浴を楽しんでくださいね。

日本3大美人の湯【大人気!】

効果的な入浴方法がわかりましたね!

美人の湯に入る時は、美肌効果を上げるためにも実践していきましょう!

さて、美人の湯と名前がつく温泉は、全国各地に存在していますが、「日本3大美人の湯」として知られている温泉を知っていますか?

それは、

  • 川中温泉【群馬県】
  • 龍神温泉【和歌山県】
  • 湯の川温泉【島根県】

この3つです。

3大美人の湯と呼ばれるようになった由来はわかっていないようですが、美肌効果により、日本中から多くの方が訪れる人気の温泉です。

川中温泉【群馬県】

引用|日本秘湯を守る会 かど半旅館

川中温泉は、群馬県の吾妻渓谷温泉郷にある温泉です。

川底から自然に湧出していることに由来して、その名がつけられました。

主な泉質はカルシウム-硫酸塩泉で、お肌の保湿効果や代謝の促進が期待できますよ。

紅葉名所としても知られており、シーズン時は美しい紅葉の景色とともに身も心も癒やされることでしょう!

龍神温泉【和歌山県】

引用|龍神温泉 上御殿HP

龍神温泉は、和歌山県の日高川沿いにある、約1300年もの長い歴史を持つ温泉です。

古くから人々に愛されてきた温泉なんですね。

龍神温泉の泉質は弱アルカリ性ナトリウム炭酸水素塩泉で、美人の湯として人気があります。

ラジウムの放出量が豊富で、その量はなんと日本一ともいわれています!

また、飲用もできる温泉で多くの病に効果的とも言われていますよ。

湯の川温泉【島根県】

引用|湯の川温泉 湯元 湯の川HP

湯の川温泉は、島根県出雲市にある温泉です。

神話時代では、稲羽の国の八上姫が恋した大国の主命を追いかける旅の道中に、湯の川温泉に立ち寄ったことで、よりいっそう美しい美人神になったという言い伝えがあります。

温泉の歴史や成り立ちを知るとおもしろいですよね!

主な泉質は弱アルカリ性ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉で、しっとりとした肌触りと濁りが特徴です。

おまけ 月岡温泉【新潟県】

引用|月岡温泉 摩周HP

3大美人の湯ではないですが、同じくらいおすすめの温泉である月岡温泉を紹介します。

月岡温泉は新潟県の新発田市にある、「もっと美人になれる温泉」として名が知られている温泉です。

国内でもトップレベルの硫黄含有量を誇り、美しいエメラルドグリーンのお湯が美肌効果を高めてくれます。

月岡温泉は季節や天候によって湯の色がかわる不思議な温泉で、入浴剤に負けないぐらいのグリーン色かと思えば、次の日は乳白色に変化するなど・・・・・・。

温泉の色が日によって変化するなんて、びっくりしますよね!

余談ですが、日本一まずい温泉ということでも有名です。

泉質は含硫黄―ナトリウム―塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、お肌がツルツルになり、体がポカポカとして温もりが長時間続くことから「不老長寿の湯」とも呼ばれています。

硫黄泉ですが弱アルカリ性で、刺激がマイルドなので肌が弱い方でもおすすめですよ!

まとめ

いかがでしたか?

ここまでで、美人の湯が何なのか、3大美人泉質と効果的な入浴方法のことがわかりましたね。

女性はたくさんの肌悩みをお持ちだと思います。

くすみが気になってきた」「肌がざらざしてる」などの肌悩みは年齢を重ねるとどんどん気になってきますよね。

しっとりとしたぷるぷるツヤツヤ肌になるためにも、これまでに紹介した泉質の美人の湯に入ってみましょう!

美人の湯に入ることで体をリラックスさせると同時に、温泉の持つ効果を実感していただけたら嬉しいです。

最後まで見てくださってありがとうございました。

美人の湯だけでなく、秘湯にも興味がある!という方はこちらの記事もおすすめですので以下のページをご覧ください。↓↓↓

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